「千利休のわび」とは何か?従来の茶道史を塗り替える画期的な講義の後、大徳寺瑞峯院の平成待庵を訪ねます。茶室待庵はなぜ作られたのか。専門家と探る利休のわび茶の世界をお楽しみください。(昼食は大徳寺一久で精進料理をご賞味頂きます。) 講義要旨 講師:神津朝夫 氏 室町将軍家で茶の湯がはじまり、堺の豪商に広まり、武野紹鴎とその弟子千利休によって「わび茶」が確立されたという従来の茶道史は、全面的な書き換えが必要になっています。たとえば、利休の高弟山宗二は、紹鴎はわびの境地に到達しなかったと明記し、しかも利休は紹鴎の弟子だったと書いていない、という事実をどう考えたらいいのでしょうか。 新たな視点からの利休像と、その茶室「待庵」についてお話しします。 講師略歴 学術博士・帝塚山大学講師。茶道史・日本文化史を専攻し、著書に『千利休の「わび」とはなにか』(角川選書)、『山上宗二記入門』(角川学芸出版)、共著に『茶道学大系2 茶道の歴史』(淡交社)などがある。 ◇瑞峯院・平成待庵 利休居士が唯一残した二畳の席の待庵が、国宝として現存(大山崎町妙喜庵)していますが、今回は、居士四百年忌に因んで有志が集まってそのまま復元・建立、寄贈された平成待庵を見学します。(妙喜庵の待庵は人数や時間に制限があり外からの見学になりますが、今回の平成待庵では室内から拝見します)。 ◇大徳寺 1319年に大燈国師が開き、後に一休禅師が再興した臨済宗大徳寺派の総本山。千利休に縁の深い名刹。伽藍は非公開だが、塔頭4ケ院が拝観できる。そのひとつが瑞峯院。 ◇瑞峯院 キリシタン大名の大友宗麟が創建した塔頭。禅語「独座大雄峯」にちなんだ独座庭と7個の石が十字架に組まれた閑眠庭はいずれも重森三玲により造られた。 ◇大徳寺一久 一休禅師から大徳寺納豆の製法と屋号を賜ったとされる大徳寺御用達の老舗。大徳寺納豆の製法は一子相伝で500年にわたり味を守りつづけている。
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@会員 13,000円 A会員同伴の一般の方 15,000円 (@Aは聴講費、昼食代、タクシー代(大徳寺までの片道)、志納金、講師謝礼、保険代、協会事務費含む) B一般の方 2,000円(講義のみ)